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第9回 特別篇 東海大学付属本田記念幼稚園を訪ねて 日本福音ルーテル東京教会の創立者であり、幼稚園、老人ホーム、母子寮建設など、伝導と社会福祉活動に生涯を捧げた本田伝喜牧師と安子夫人を記念して、1973年(昭和48年)学校法人東海大学により設立。東海大学創立者・松前重義博士は安子夫人の実弟にあたり、「正義」と「愛」を重んじる東海大学の理念と、本田夫妻の足跡に鑑み、その遺志を継承すべく本幼稚園を開設した。 2002年度に導入された、幼稚園から大学院まで取り組んでいる一貫教育「東海大学知的財産教育」に則り、フィンランドをはじめとする欧州の教育もモデルとしつつ、子どもたちの育ちを「自己有能感」と「社会性」の育成と捉え保育・教育を進めている。また、大学付属という特性を活かし、世代や国境を越えた出会いと学びの場づくりも特色として知られる。
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第8回 山口敦さん ~ライターの立場から~ 1959年、東京・飯田橋生まれ。早稲田大学理工学部で都市計画を専攻。まちづくりコンサルタントとして都市計画マスタープランや景観保護、地域活性化の計画策定に携わる。
同時に、「ジャズ・マスターズ・マガジン」(マガジンランド社)で「ジャズ風土記」を担当したほか、月刊「教育音楽」(音楽之友社)、季刊「ハーモニー」(全日本合唱連盟)、昭和音楽大学「アーツ・イン・コミュニティ・ニュースレター」等に参加するなど、フリーランスのライター/フォトグラファーとしても活躍。 -
第7回 大学合唱団のメンバーの方々 ~合唱団の立場から~ 大学合唱団のメンバーの方々
■中央大学音楽研究会グリークラブ/副学生指揮者・菅野章平さん
■東洋大学白山グリークラブ/前楽譜部長・加藤雄一朗さん
■大正大学混声合唱団/副学生指揮者・高橋雄太さん -
第6回 高橋徹さん ~創作者と演奏者の立場から~ 1958年京都生まれ。1982年大阪音楽大学大学院修士課程作曲専攻修了。現在、大阪音楽大学准教授。作曲を近藤 圭氏に、管弦楽法を大栗 裕氏に、指揮を小泉ひろし、辻井清幸の両氏に師事。
指揮者としては吹奏楽以外にもオペラ、オーケストラ、弦楽合奏、マンドリンオーケストラ、合唱、邦楽の合奏など幅広く活動をしており、特に新作初演を多く手がけています。育てたバンドは数知れず。無名のバンド、下手なバンド、貧乏なバンドを好んで振る妙な習性(?)があり、現在はひとつのバンドに籍を置くことなくあちこちのバンドの客演指揮や指導をしています。指揮法や編曲などのクリニシャンとしても全国各地に赴いて活動しています。 -
第5回 大谷惠美さん ~合唱指揮者の立場から~ 音楽教育家/音楽プロデューサー/詩人
国立音楽大学教育音楽学科卒業。音楽教諭として高校での勤務を経験した後、(株)河合楽器製作所研究部門にて幼児・児童の音楽活動実践を通した音楽教育プログラムのソフト開発を多数手がける。同時にカワイ音楽教室の講師教育を担当する等、全国的な教育活動に携わり、主任研究員を経て20年の勤務の後フリーとなる。
現在、カワイ音楽教室プロデューサー、音の杜(佐藤敏直プロジェクト)代表。ジャズトリオ「TRIO'」(福田重男pf. 森泰人bass. 市原康ds.)
「i-produce」ディレクター。幼児音楽研究会、日本ダルクローズ音楽教育学会、日本音楽療法学会会員。 -
第4回 小林仁さん ~演奏者の立場から~ 東京藝術大学卒業。在学中に安宅賞受賞。卒業後はドイツ・ミュンヘン州立音楽大学に留学。井口基成、井口秋子、小津恒子、片岡みどり、ローズル・ショミットの各氏にピアノを師事。平岡照章、山本直忠の両氏に作曲を師事。第25回日本音楽コンクール第一位特賞、ショパン国際ピアノコンクール奨励賞など数々の賞を受賞。ピアニストとしての演奏活動に加え、作曲、編曲、指揮、講演の分野でも活躍。現在、東京藝術大学名誉教授、日本ピアノ教育連盟会長、日本ショパン協会会長、日本演奏家連盟常任理事などを務めている。
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第3回 櫻井俊彦さん ~楽譜販売者の立場から~ 1947年東京に生まれる。中・高校時代に合唱に親しみ、菊地初美、藤沼昭彦両先生に師事して声楽を学び、武蔵野音楽大学音楽学部声楽専攻に入学、卒業する。その後音楽教師を経てヤマハ(株)に入社し、旧浜松支店で楽譜・CD・ピアノ販売を経験する。1978年よりヤマハ銀座店で楽譜売場を中心に20数年勤務する。現在もヤマハミュージック東京・銀座店で主査として楽譜販売に携わっている。
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第2回 田中明さん ~楽譜出版社の立場から~ フランス、イギリス、アメリカの各音楽出版社で著作権管理の仕事を中心に続けた後、平成元年7月から現在に至るまで、全音楽譜出版社で楽譜出版事業に携わっている。元日本楽譜出版協会責任理事、同著作権委員長。現在、(社)日本書籍出版協会知財委員会幹事兼同法制小委員会座長、音楽図書館協議会著作権専門委員、著作権法学会会員、国際著作権法学会会員、CARS委員、(株)全音楽譜出版社取締役会長。
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第1回 古橋富士雄さん ~合唱指揮者の立場から~ 指揮法を斎藤秀雄,高階正光,紙谷一衛,作曲を島岡譲,矢代秋雄,ピアノを宮島敏の各氏に師事。1973年まで原信子(日本のオペラ界の草分け的存在で,日本人で初めてミラノ・スカラ座で活躍したソプラノ歌手。五十嵐喜芳,伊藤京子など,数多くの世界的オペラ歌手を育てた)オペラ研究所の専属ピアニストを務める。1962年NHK東京児童合唱団(元東京放送児童合唱団)に指導スタッフとして入団。その後,音楽監督に就任。 1966年同団卒団生による東京トルヴェールを結成し,1970年「全日本合唱コンクール」一般の部で金賞を受賞し,合唱指揮者としての地位を決定づける。また,NHK東京児童合唱団は1968年「BBC世界アマチュア合唱コンクール」第2位,1982年「ゾルタン・コダーイ生誕100周年記念国際合唱コンクール」青少年部門第1位,1989年「EBU(世界放送連合)主催の国際合唱コンクール」第1位。モービル児童文化賞,日本童謡文化賞など,受賞多数。音楽監督として,様々な活動が高く評価され,同団を日本の音楽会になくてはならない存在へと育てた功績は大きい。NHKみんなのコーラスにレギュラー出演しているほか,講習会,コンクールの審査など,常に合唱界の指導的立場を担っている。 現在,NHK東京児童合唱団名誉指揮者,日本合唱指揮者協会理事長,浜松市アクトシティ音楽院音楽監督,日本コダーイ協会理事,東京家政学院短期大学講師。